cco_知多CLTオフィス_江真コンサルティング新社屋_現場レポ

現場レポート

FSCプロジェクト部分認証をめざす
cco_知多CLTオフィス
高原の市民広場リノベーション
hsp_蒜山スポーツ公園
ユニットケアの特別養護老人ホーム
aeh_さくらガーデン
木のプリーツでつくる信用金庫
tso_津山信用金庫勝山支店
六甲最高峰に建つレストスペース
rrs_六甲最高峰トイレ
湯原ふれあいセンターリノベーション
ybr_湯原振興局・ふれあいセンター

特別養護老人ホームさくらガーデン 内覧会のご案内

この度、ofaで設計監理を進めておりました「特別養護老人ホームさくらガーデン」が竣工いたしました。ユニットケアへの移行に合わせて計画された80室8ユニットの暮らしの場です。住む方の健やかな毎日を支え、地域の福祉を担う場所としてデザインしています。この度、クライアントのご厚意により、下記の予定でご内覧いただけます。ご多忙中とは存じますが、是非ご高覧いただきご高評を賜りたく、ご案内申し上げます。(担当:小原、深川、山下)

日時:8月28日(土) 11:00~16:00
場所:兵庫県神戸市北区長尾町上津4658-6
お問合せ:電話:078-855-7108    メール:info-NOSPAM-@o-f-a.net
※上記アドレスから「-NOSPAM-」という文字を削除して下さい

pdfはこちらからダウンロードできます。

※当日近隣の現場事務所駐車場をご利用いただけます。
※感染症対策として、マスク着用・手指消毒・ご自宅での体温測定のご協力をお願いします。
※ご予約は不要ですが、現地にてお名前・ご住所・ご連絡先をご記入ください。
※感染症拡大の状況により変更となる場合、HP・FB・twitter等でお知らせします。おいでの前に最近情報を御確認ください。

Worksに六甲最高峰トイレを掲載しました

Works六甲最高峰トイレを追加しました。

基本実施設計,意図伝達業務,兵庫県神戸市,2020.10
新築,鉄骨造(屋根CLTパネル),一部木造,平屋建,延床267.91 m2
公衆トイレ,休憩スペース,園地

総括意匠設計・意図伝達:ofa/小原賢一+深川礼子(担当:小原、深川、田村)
構造設計・意図伝達:有限会社桃李舎
設備設計:長谷川設備計画
ランドスケープデザイン・意図伝達:株式会社エスエフジー・ランドスケープアーキテクツ
照明デザイン:株式会社加藤久樹デザイン事務所
建築施工:有限会社ビームス・コンストラクション
機械設備施工:アイオイ設備工業株式会社
電気設備施工:株式会社摩耶電気工業所
撮影:小川重雄

六甲最高峰トイレ

基本実施設計,意図伝達業務,兵庫県神戸市,2020.10
新築,鉄骨造(屋根CLTパネル),一部木造,平屋建,延床267.91 m2
公衆トイレ,休憩スペース,園地

総括意匠設計・意図伝達:ofa/小原賢一+深川礼子(担当:小原、深川、田村)
構造設計・意図伝達:有限会社桃李舎
設備設計:長谷川設備計画
ランドスケープデザイン・意図伝達:株式会社エスエフジー・ランドスケープアーキテクツ
照明デザイン:株式会社加藤久樹デザイン事務所
建築施工:有限会社ビームス・コンストラクション
機械設備施工:アイオイ設備工業株式会社
電気設備施工:株式会社摩耶電気工業所
撮影:小川重雄(【※】のみofa)

ウッドデザイン賞2021 ソーシャルデザイン賞 受賞(ウッドデザイン賞運営事務局) 
日本空間デザイン賞2021 ショートリスト 選定
([一社]日本商環境デザイン協会 [一社]日本空間デザイン協会)
ティンバライズ T-1 ホームコネクター賞2020 受賞 (NPO法人 team Timberize)

 

 

神戸の都市の魅力の一つである六甲山の価値向上、環境整備の一環として、六甲山頂エリアに新設された公衆トイレ・休憩スペースと園地の計画です。2017年にプロポーザルで選定いただき、基本実施設計と意図伝達業務を担当しました。
敷地は六甲山の国立公園特別地域内にあたります。周辺の山並みに呼応するように折れつながる屋根が、大きな家具のようなベンチの上に軽々と浮かぶ、のびやかな空間をつくりました。木の大きなベンチの後ろにトイレ機能を持つようにつくった小屋部分は屋根と縁を切り、男女多目的を分けて配置したことで風と光のとおる気持ちの良い空間となりました。六甲の自然環境に調和するよう木や仕上材の色合いをコントロールしています。建物全体の高さを抑え、伏せるように自然の中に配置したことで、周辺の環境になじむ全体像としました。

CLTの薄く軽い屋根は、繊細な鉄骨柱によって空中に浮かび、シャープで繊細な軒先のラインを作っています。折れつながる事で、天井高さが場所によって変わって、空間に抑揚を作り出します。

足元には山際の自然を感じながらゆったりくつろげる大きなベンチを設え、その後ろにトイレがある構成です。屋根の両端下には同様の単独ベンチも設けました。下見板張りが連続するようにディテールをデザインし、大きな家具が集まって空間を作っているようにつくりました。ベンチは大きな台形とすることで、座面の奥行きや背の角度が多様に生まれ、そこでの休憩の居方のスタイルもまた多様に発生する仕掛けとなっています。屋根のタニの集まる部分からは雨水を集めています。折れつながる屋根は集水のための形でもあります。上下水道のない敷地で、気持ちよく安心して使えるトイレをつくりたいと、手洗い水は雨水を利用し、洗浄水は土壌微生物による浄化システムを採用して循環利用しています。

CLTの屋根版の水平接合部はGIR(グルードインロッド)を採用することによりつなぎ目を見せないおさまりになっています。CLTの最大幅にかかわらず大きな一枚の板として、おおらかですっきりとした屋根下空間を実現できました。大きな屋根の下に、ボリュームを分割して配置することで、谷側へも見通しが取れ、風通しの良いスペースです。屋根版 CLT は兵庫県産材指定のヒノキスギ、トイレ部分の外装材およびベンチは国産スギとし、一部は神戸市が森林維持の一環として伐採・保管する六甲山の間伐材を利用しました。

トイレの出入り口には引込型のドアを設え、夏季は開放し、冬季は凍結の対策として閉められるように作っています。

屋根とトイレ部分の外壁は縁を切り、その間を高窓とすることで自然の光を内部に取り入れています。
山頂付近は冬季は積雪もあり、気温も下がります。トイレブースは外壁に面さない室内の中央部分に配置して、冬季の気温低下の影響を避けています。間接照明を施して、天井の木の肌がきれいに見える工夫をしています。

【※】

南側の山頂を望むレストスペース。ベンチに深く寝そべって見上げると、軒先で切り取られる森のラインが、山頂側の新しい景観をつくっています。土間の曲線のおおらかで引き締まったラインが園地全体に気持ちの良い美しさを生んでいます。

段差やベンチ、屋根下のありかたが、多様な居方につながっています。敷地は六甲山脈の東端にあたり、最高峰から降りたところです。もとは砂利敷きで、時々駐車場に使われるだけの場所でした。

森の端部は、芝の園地からクサハラを経て植生をつなぎ、グラデーションのように作っています。クサハラ部分は種採集、育苗とステップを踏み、竣工後に現地へ苗を戻しています。

浅く折れつながる屋根を、周辺の緑の中に伏せるように配置しています。洗浄水や雨水の循環槽などはすべて土中として、大勢が休憩できる園地として広く確保しました。

24時間利用可能なトイレであり、市街地から近く車でのアクセスも可能なため、夜間の利用もあります。できるだけ気持ちの良い場所であるように、安心感と美しさを両立する照明デザインを丁寧に行いました。
内部から高窓を通してあふれ出る光と、外部からの光で屋根版のCLTの木の暖かみのある色をよりきれいに見せてくれています。クサハラプロジェクトは、プロポーザル当初からの提案で、六甲山系の草本類によって芝の園地から森への連続性を作りました。市民や利用者が環境の維持にかかわることで、山の環境を消費するだけでなく育てる動きにつなげたいところです。詳しくはこちら(タネトリワークショップ苗植付)でレポートしています。今はまだ小さな苗ですが、都市に近い山の環境維持のあり方を考えるきっかけになればと思います。

Worksに津山信用金庫勝山支店を掲載しました

Works津山信用金庫勝山支店を追加しました。

基本実施設計監理,岡山県真庭市,2021.04
新築,木(CLT+在来)造,平屋建,延床108.27m2
事務所(銀行の支店)

総括意匠設計監理:ofa/小原賢一+深川礼子(担当:小原,深川,田村)
構造設計監理:有限会社桃李舎
設備設計監理:株式会社アイ設計
施工:三和建設株式会社
写真クレジット:鈴木研一

津山信用金庫勝山支店

基本実施設計監理,岡山県真庭市,2021.04
新築,木(CLT+在来)造,平屋建,延床108.27m2
事務所(銀行の支店)

総括意匠設計監理:ofa/小原賢一+深川礼子(担当:小原,深川,田村)
構造設計監理:有限会社桃李舎
設備設計監理:株式会社アイ設計
施工:三和建設株式会社
写真クレジット:鈴木研一

ウッドデザイン賞2021 ハートフルデザイン部門 受賞 (ウッドデザイン賞運営事務局)
木材利用優良施設コンクール2021 優秀賞 入選 (木材利用推進中央協議会)

津山市に本店を置く信用金庫の支店です。ofaは、三和建設株式会社の設計施工チームに参加しました。木材産業の盛んな真庭市勝山地域において、地域産業の魅力を伝え、後押しするとともに、地域での木材活用のきっかけとなるよう、木材を活用した店舗を建設するプロジェクトです。CLTと在来木造を合わせた適材適所の木造で、信用金庫のこれからの姿をあらわす建築をめざしました。

建物はL型の平面を、一部折板としたCLTの壁と屋根で構成し、部分的に在来木造を取り入れて、適材適所の木造建築としました。ロビーは地域交流に活用したいとのお考えもあり、大きなCLTの壁で執務スペースの「守る」とロビーの「創る」を分けながらつないでいます。自由なプランをCLT の折板を用いて、木の表情を活かして、軽やかにつくっています。Tをプリーツのように折って、強度を上げるとともに、アイコンになる印象的な形としました。大きなCLTを内部は表しで用い、効果的に見せるデザインです。


これからの信用組合のあり方として、コンサルティングに力を入れていきたいとのお考えから、ロビーは広く、通りに面して開く形としました。執務室とロビーをつなぐカウンターまわりは、仕切りをなくしてゆったりと作ろうと、奥行きが深くなる部分は屋根をプリーツのように折って強度を上げ、先端を在来木造で支えました。プリーツが方向性を持つことで、南北に視線の抜けるのびのびした空間になりました。
屋根を折ったことで屋根版CLTはt120と薄くなり、軽快な印象を作っています。
奥へ広がるロビーは執務空間と大きなCLTの壁で仕切られています。安定感のある厚みのある木の壁です。金物は隠さずに見せるようにディテールを丁寧に調整しています。建った後も、建物の作り方がわかる構成です。
カウンター内側からは北側の山並みが、来客側からはプリーツの三角形から電車や緑の景色が見える、開放感のある接客スペースです。
接客カウンターもCLTの積層面が見えるように作りました。壁の小口はできるだけ見えるように構成し、CLTの厚みや木の重なり具合が見えるように気を配っています。 北側はCLTの屋根版を在来木造の軸組みが支えていることがよくわかります。ガラスを通して内外がつながる雰囲気は、まちに開くこれからの信金のポリシーを表しています。
暮れ始めると、北側の山並みがガラスに映り、その向こうに大きな木の壁が見えます。
夜には木の温かい色合いに満ちたロビースペースが見え、通りに信金の存在と、その場所がめざす温かさを伝えてくれます。すぐ南側を鉄道がとおる敷地。上空からの写真ではプリーツ部分の長さがよくわかります。この距離を1枚もののCLTで飛ばしています。それが両端だけで支えられているのは、大判のCLTとそれを折る建築の工夫のたまものです。
施工中には構造見学会も行いました。島根大学の学生さんや企画設計施工など建築の専門家など多くの方に見学していただけました。すぐそばを鉄道がとおる難しい敷地でのCLTの建て方も、丁寧な制作打合せと現場の手配でスムーズに進みました。

News! 蒜山高原スポーツ公園市民広場利活用計画策定業務プロポーザル 選定!

蒜山高原スポーツ公園の市民広場利活用計画策定業務のプロポーザルで選定頂きました。
高原とジャージー牛乳が有名な蒜山にある大きな公園のリノベーションです。もとはコンパクトサイズのゴルフ場だった90,000m2の丘を、みんなが使える場所にするプロジェクト。企画から設計へ続けて関われるうれしい機会です。最高の景色と環境の中に、どんなことができるか、楽しみながら取り組みます。
https://www.city.maniwa.lg.jp/soshiki/55/45756.html

六甲最高峰クサハラプロジェクト_苗植付

六甲最高峰クサハラプロジェクト、兵庫県神戸市、2021.03
企画実施:ofa+sfg
ランドスケープデザイン:sfg
写真:ofa

六甲最高峰トイレ新築工事のランドスケープにクサハラをつくるプロジェクトです。建物の竣工後、春を待って植付仕上げに取り組みました。以前にワークショップで集めた種を育てていただいた人と自然の博物館から、現地に苗が届きました。

長いもので2年程度の育苗で、まだちいさい苗です

雨天のためイベントとしては開催かないませんでしたが、参加予定だったボーイスカウトから、任意でと一緒に植付作業に加わっていただきました。

勉強タイムも設けて種や苗の説明を聞いたり、観察をしたりしながら植付ました。

雨が降り出して、作業完了時には霧も出てきました。大きな庇とベンチで一息ついて、安心して身支度を整え記念撮影ができました。