津山信用金庫勝山支店プロジェクト 建方立会

真庭市の勝山で施工中の津山信用金庫勝山支店の建方が行われています。

建物はCLT+製材の木造です。主な壁と屋根を薄いCLTパネルを折り合わせて作っています。素晴らしい製作精度と施工精度で、吊下げられた大きなCLTパネルがすとんと定位置に納まるときは、そこここで感嘆の声が上がります。

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H house renewal  お引越しの数日前

お引越しの日が近づいてきて、現場は最後のがんばりどころです。和室には、既存の障子もきれいに張り替えられて帰ってきました。木の塗装の色合いは何度もサンプルを塗って決めて、それでも実際に塗るまでわからないもので、仕上がるまで気になりますが、いい色に落ち着きました。

室内の建具もほぼ取り付いて、必要なものが必要な場所にそろってきました。

吹き抜けの足場を外して照明をつけると、現した2×4床の構成材がよく見えてきました。本当は木造なのに、木のことをすっかり忘れさせてしまう2×4の作り方。構法としては、それが良さでもあったのですが、暮らしの中に木のあたたかさを少し取り戻せるといいなと思います。やわらかい光に照らされて、木の色がより穏やかな雰囲気を作ります。

とはいえ、現場は大忙しです。設計監理も現場頻度を上げて、気づいたことはその場ですぐ相談、対処。最後の追い込み。お引越しまで、あと数日です。

H house renewal  照明の点灯

押し詰まってまいりました。ライティングデザイナーに選んでもらった照明の電球がそろい、点灯試験です。つけてみる?とスイッチを入れて、電気屋さんも設計者もホクホクの瞬間でした。

とはいえ、引渡しが近づくにつれて、手も増えて、緊張感も高まって、現場にはそれぞれにちょっと慌しい空気が流れ出します。

H house renewal  いったん片付けて床貼り

資材やら道具やら、たくさん置いてあった床の上をいったん片付けて、この日は床貼りです。床はコルク、足へのあたりがやわらかく、夏はさらりと冬は暖かです。

コルクタイル一枚一枚、接着剤を塗って。オープンタイムの間、こんな並べ方をして置いておきます。床にも先に接着剤が塗ってあるので、背中を向けながらも「そこは歩いたらあかんよ」と。

既存の照明器具にも、使える、使いたいものがいろいろとありました。階段の照明器具も、きれいに洗うと見違えます。シンプルですっきりしたデザインの照明は、今でも魅力的。明かりが入って息を吹き返しました。

週末にはライティングデザイナーのお嬢さんが、現場をチェックしてくれました。ミントの茂みの赤いリボンは、庭の照明の位置を決めて目印に結んでくれたもの。