直近の業務体制のお知らせ

1月13日より対面の必要なお打合せ以外を、原則リモートでお願いします。

ofaでは、模型とデータを行き来しながら、素材を見て触れ、議論しながら建築を考える環境をできるだけ維持したいと考えています。
新型コロナウイルス感染症の再拡大を受け、ご関係の皆様とスタッフの安全を図り、プロジェクトを継続するため、リモート業務の体制を積極的に活用してまいります。
メール、電話、TV会議(zoom,skype,teams等)にてお打合せできる体制を整えております。
新規お問合せについても、リモートでお受けできます。

スタッフも随時リモート勤務としております。ご連絡はできるだけメール等でお願いします。
お急ぎの際はお電話いただければ、担当者より折り返しご連絡差し上げます。

ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社ofa 小原賢一 深川礼子

六甲最高峰トイレ新築工事_供用開始

六甲最高峰トイレ新築工事 基本実施設計,意図伝達業務,兵庫県神戸市,2020.11
上屋:鉄骨造(屋根版CLT)トイレ部分:木造 平屋建,267.91m2)
写真撮影:ofa

プロポーザルで選定頂いてから3年を経て、建物部分が供用開始となりました。
都市に隣接する国立公園六甲最高峰にふさわしく、自然に調和しながらも場所の特性を大切に、その魅力を最大限に活かす休憩スペースとして設計に取り組みました。
「クサハラとタニヤネ」のデザインをベースに、雨水を集めて利用する工夫やクサハラによる六甲の草原植生の創出などのチャレンジが形となっています。
(外構部分は雪の季節を避けて、来春の施工予定です)
鉄骨の柱で大判のCLTをつないで折れながらつながる屋根を支えています。穏やかに起伏する屋根のラインは六甲の稜線とも呼応する姿です。大きな庇の下は、お弁当にも休憩にも、雨の日の身支度にもつかえるゆったりした空間です。

南西に向いた休憩スペースは冬にはひだまりになります。供用開始は11月1日でした。秋のシーズンに間に合い、たくさんのハイカーに使っていただいています。

敷地は24時間利用可能なエリアにあります。六甲から見る神戸の夜景に似合う、夜の景観もデザインしました。

 

津山信用金庫勝山支店プロジェクト 建方立会

真庭市の勝山で施工中の津山信用金庫勝山支店の建方が行われています。

建物はCLT+製材の木造です。主な壁と屋根を薄いCLTパネルを折り合わせて作っています。素晴らしい製作精度と施工精度で、吊下げられた大きなCLTパネルがすとんと定位置に納まるときは、そこここで感嘆の声が上がります。

FBでも現場のようすをレポートしています。ofaのFBページへリンク

鷹取駅前広場リニューアルアンケート実施中(12月18日まで)

ofaで関わっている神戸市のJR鷹取駅の北側広場リニューアルプロジェクトに関するアンケートが神戸市のHPで始まりました。近隣にお住いの方だけでなく、どなたでもwebで回答できる仕組みです。
駅前広場は道路法上の「道路」なんだけれど、本当は街の一等地にあるみんなの広場だったり、街のマエニワみたいなものじゃなんじゃないかなというディスカッションから始まったプロジェクトです。
短めのアンケートです、皆さんのご意見をお届けください。

現在のJR鷹取駅北側駅前広場のようす

真庭市消防湯原分署

消防署+保健福祉センター(改修移転整備)設計監理,岡山県真庭市,2020.03
既存改修部分(RC造,平屋建,823.63m2)+増築(S造,平屋建,268.07m2)

総括意匠設計監理:ofa/小原賢一+深川礼子(担当:小原、深川、田村)
構造設計監理:有限会社桃李舎
設備設計監理:株式会社アイ設計
写真クレジット:鈴木研一

地域の安心で健やかな暮らしを支える、街の「安心安全のかなめ」としての消防署の移転計画です。既存の保健福祉センターを改修して機能をリフレッシュするとともに、一部を消防分署のスペースにあて、消防車庫部分は鉄骨造で増築しました。

以下の写真はofa撮影

築20年弱の保健福祉センターとして建てられた既存建物は立派なRC造

保健のための調理実習を想定して設計された既存調理室は学校の調理室のよう

消防と保健福祉センターの特殊な役割を重視して機能的なレイアウトとし、断熱改修をしっかりして働きやすい快適な業務環境をつくりました。
消防車庫は外からも消防車の存在がわかるように、保健福祉センターはカウンターがエントランスに向き合って訪れる方を迎えられるように、内部の調理室は料理教室から会議、パーティーまでいろいろな使い方ができるようフレキシブルに、地域の方に親しまれ使われる場所になるようデザインしました。
調理室はキッチンスペースにミーティングスペースを隣接し、廊下を挟んで隣の部屋からもお互いの活動が見える関係です。
楽しみながらグループで作業ができるように、大きなアイランドキッチンを設えました。
受付の場所はエントランス脇から正面に移動しま、開閉できる大きな建具を設えました。入口から見えやすく、来訪者を迎える配置とデザインです。保健福祉事務所は居ながら工事とし、執務スペースと受付は先行引き渡ししてスムーズに業務を継続していただくことができました。
消防車庫は大きな空間を鉄骨造で合理的にシンプルに構成しました。

六甲最高峰トイレ 供用が開始されました

プロポーザルで選定いただいてから設計、意図伝達業務と担当した六甲最高峰トイレが
建築部分のみ先行して11月1日から供用が開始されました。
春までには園地部分にクサハラが整備される予定です。
建築とランドスケープが全体で環境を作るプロジェクト、もうしばらく育てるように進めていきます。