ひととまちの魅力をつなぐ「かわのみち」_旭川サイクリングロード周辺施設設計

サイクリングロード休憩案内施設+住民活動支援(ワークショップ)+ロゴ+周知資料,岡山県真庭市,2019.03
グラフィック協力:SIRUSI

市内を流れる旭川に沿って勝山・久世・落合の三地域を結ぶ、サイクリングロードの周辺施設整備設計です。休憩スペースや家具、看板、路面サイン、東屋、ロゴ、マップなどをデザインしました。
ルート全長の中から、川を楽しめる気持ちのいい場所をいくつも選んで、場所ごとに大きさや高さの違う家具をレイアウトしました。地域の木をたくさん使っています。全長25㎞の短めルートなので、親子でゆっくり休み休みサイクリングして、それぞれの場所で「かわのリビング」のように過ごしてもらえたらと思います。


公園と川をつなぐ場所に大きなベンチとテーブル



ルート近くの見所やトイレを知らせるサインとベンチ



自転車をかけてもらえるのを待っているサイクルラック

このプロジェクトは、施設を設計するずっと手前、サイクリングロードの「意味」を市の方や地域の方と一緒に考えるところから、関わることができました。
サイクリングロードを、「ひととまちの魅力をつなぐ「かわのみち」」と位置付けて、川沿いに新しい魅力の場所を生むこと、「自転車」をひとにやさしいモビリティーと考え、歩く人・乗り物に乗る人・まちの交通の将来まで視野に入れて、町の新しい軸となるひとの流れを作ること、まちの方々と情報共有しながら、みちを育てるようにつくることを目指しました。



市の中で関係者に広くお声掛けしてキックオフミーティングを企画したり、まちの方々と意見交換ワークショップを行ったり。たくさんの方に関わって頂きながら進めることができました。
マップやロゴ、路面サインなどのグラフィックは、木テラスに続いてSIRUSIさん。シンプルで伝わるデザインです。


東屋は今後の計画案です。

河川や道路という土木的な存在が、まちとつながり、人の居場所になれるように、小さい要素を、共通するものと、場所ごとの考え、ひとつづつ丁寧に、関りを増やしながらデザインしていきました。
ルートは旭川・りんくるラインと名づけられました。

周辺施設整備という名前ですが、ロードバイクが走り抜けるサイクリングロードとはちがう、旭川ならではの「かわのみち」の環境のベースをつくったプロジェクトです。これからこの環境がどう育っていくか、楽しみにしています。

News! 木テラスー久世駅CLTモデル建築物ーがJIA優秀建築に選定されました !


(c)鈴木研一
設計監理させていただいた真庭市の「木テラス」-久世駅CLTモデル建築物が、JIA(日本建築家協会)2018年度優秀建築に選定され、JIA建築年鑑2018に掲載されました。
一般建築[社会公共性のある建物]の部門です。大規模な庁舎や大学、博物館が並ぶ中、小さい小さいパブリックに評価を頂いたようで嬉しいです。一緒にプロジェクトに携わってきた真庭市役所と地域の皆さん、施工、協力事務所の皆さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
プロジェクトの詳細はこちら

News!宇奈月温泉総湯 が富山県建築文化賞を受賞しました!

ofaにて設計監理を行いました、宇奈月温泉総湯(富山県黒部市)が、富山県建築文化賞(富山県建築文化賞協議会主催)を受賞しました!
建築の完成度や地域社会への貢献を評価基準にあげる地元富山の建築賞、地域の方にも喜んでもらえて嬉しい限りです。1月25日の表彰式に建築主である黒部市さん、設計、施工が揃って出席しました。
プロジェクトについては下記リンクから。宇奈月温泉総湯
富山県建築文化賞のサイトに講評を掲載いただいています。
温泉街活性化の期待への解答とともに、様々なデザイン、設計に指摘も評価もいただいた上で「設計レベルが高い」と総括いただいたこと、設計者として励みになる喜びです。

光と風のとおる家_H house renewal

兵庫県神戸市,住宅,改修,木(2×4)造
地上2階,106.8m2,2018

住宅・都市整備公団が一括開発した地域で、築30年ほどになる2戸1棟のテラスハウス型の枠組壁工法(2×4)住宅の改修プロジェクトです。
家族が育っていく時間に必要だった個室と廊下の組み合わせの枠を、いったん外して考え直しました。既存の構造を使いながら、家族の変化にあわせて空間構成を整理して、同時に外皮性能の向上をめざしました。
体にこたえる冬の寒さ、夏の暑さをきちんとコントロールしながら、子供たちが独立して余裕のできた空間をつかって吹き抜けをつくりました。明るく風通しよく、お互いに気配を感じながら、二人のときは二人なりに、子供たちや孫を迎える大勢の日はひろびろと、気持ちよく過ごせる家になりました。

News! 湯原振興局及び消防湯原分署移転整備設計業務プロポーザル 最優秀!


湯原振興局及び消防湯原分署移転整備設計業務プロポーザルにて最優秀に選定いただきました!
市役所の地域振興局と消防分署の移転計画、いずれも既存施設を利用した改修の設計業務です。丁寧に既存施設を調査し、どれをどう活用するべきか検討されてきた計画です。
住民参加型のワークショップも企画します。地域の明後日を、地域の方たちと一緒に考えて、既存活用とともに形にしていく、公共施設再編の動きの中で、難易度高くもチャレンジしがいのある、うれしいプロジェクトです。
引き続き、アルバイト・スタッフ募集中です。Recruitを確認してご連絡下さい!

News! 宇奈月温泉総湯が北陸建築文化賞を受賞しました!


ofaにて設計監理を行いました、宇奈月温泉総湯(富山県黒部市)が、北陸建築文化賞(日本建築学会北陸支部主催)を受賞しました!
プロポーザルで選定いただいて、ワークショップなどを通して地域の住民の皆さんと一緒に作ったプロジェクトです。今もしっかり使ってもらえている事も含めて、「建築文化」という賞をいただいたことがとっても嬉しいです。7月7日に金沢工業大学で行われた表彰式に出席しました。
プロジェクトについては下記リンクから。
宇奈月温泉総湯

六甲最高峰クサハラプロジェクト_タネトリワークショップ

六甲最高峰クサハラプロジェクト,兵庫県神戸市,2018.05,写真:ofa

六甲最高峰トイレ新築計画の敷地にクサハラのランドスケープをつくります。現地は国立公園内特別地域にあたります。その場所だからこそ、六甲山の地域植生で構成する季節の移ろいや彩を感じるクサハラを作りたいと、仲間を募って六甲山系の草本類の種を集めました。集めた種は、人と自然の博物館で育苗され、現地へ戻ります。

市の担当者や、ランドスケープ・建築の学生さんが参加しました。ランドスケープデザインを担当するsfg大野さんより、プロジェクトやデザイン、当日のタネトリについて説明。

普段、植物観察したりしない人も、ランドスケープや草に目を凝らし、説明を聞きながら丁寧に草の種類を分けて種を集めました。

たくさん集まったタネは、手元で穂から外してクリーニングをし、人と自然の博物館へお渡しします。